Sir Arnold Bax : Symphony No.3 (バックス 交響曲第3番)
Sir Graville Bantock : The Witch of Atlas /(バントック:アトラスの魔女)

Sir Arnold Bax:November Woods / (バックス:11月の樹々)
もう一曲バックス。tone -poem (音楽詩)とバックスが命名している曲がたくさんあります。どれも情景が呼び起こされるオーケストレーションの美しい曲です。
この”11月の樹々”も晩秋の嵐の光景が目に浮かぶ。冷たい荒れ狂う風が樹々をざわめかせている。中間部は穏やかな柔らかい陽が降り注ぐ。再び、最初のキーに戻りクライマックスを迎え、穏やかなエンディングで閉じます。
壮大な自然の描写でもありますが、その作曲当時バックスが抱えていた私的問題。奥さんとの不和、ピアニストのハリエット コーエンとの愛情の葛藤とも重ねることができます。
バックスの温かい細やかな愛情あふれる音楽。秋の夜長に彼の人生に触れ、その音世界に触れてみてはいかがでしょうか。生でこの音楽を聴いてみたいと思うのは私だけではないはずです。いつの日にか日本で聴いてみたいものです。





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