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フィンランドの音楽

音楽関連

フィンランドといえば?

フィンランドのイメージは、どのようなものでしょう?

村上春樹さんの小説の中でとある主人公が「フィンランドといえばシベリウス、アキ・カリスマキの映画、マリメッコ、ノキア、ムーミン」と言っていた。まさにわかりやすい説明。

フィンランドの歴史

フィンランドは1917年にロシア革命の混乱に紛れてロシアから独立した比較的歴史の新しい国である。ロシア支配以前は12世紀頃からスウェーデンの支配下であった。

独立後は、自分たちはスウェーデンでもロシアでもなくフィンランド(スオミ)人であると愛国心あふれる国民である。シベリウスの「フィンランディア」はまさにこのナショナリズムの高まりの頂点の交響詩である。現在でもフィンランドの第2国歌として歌われている。https://www.youtube.com/watch?v=9PBGPdYAG0c

スカンジナヴィア

スカンジナヴィア(北欧)といえば、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、アイスランドで成っている。民族は土着のラップ(サーミ)人、南から来たゲルマン(ヴァイキング?)人、東から来たロシア人、などです。

スカンジナヴィア半島は、スカンジナヴィア山脈で西と東に分かれ、東側のノルウェーは温暖な海洋気候、西側のスウェーデン、フィンランドはロシアに接する冷涼な大陸気候です。

フィンランドの音楽

フィンランドの音楽、どのようなイメージをお持ちでしょうか?前述のシベリウスも有名ですが、暗黒系のヘヴィメタルも世界的に有名ですね。でもここではクラシック音楽に言及することにします。

フィンランドにお住いのピアニストの舘野泉さんが、日本にたくさんの素敵なフィンランドの作曲家を紹介してくださいました。メリカント(1868-1937)、パルムグレン(1887-1951)、メラルティン(1875-1937)、マデトーヤ(1887-1947)、ハンニカイネン(1892-1955)

いずれもロシアから独立した時期の作曲家でフィンランドの自然、夏の穏やかな空気、海、水、氷、樹々などを表現した耳に心地よい音楽です。

Ilmari Hnnikainen : Ilta (Evening)  耳で聴くより弾くのは難しい。手の大きさの違いでしょうか。

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Erkki Melartin : Traumgesicht (春の朝の夢) Op.70

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Selim Palmgren : Dawn (あけぼの)手前味噌をひとつ

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現代のフィンランド音楽

代表格はなんといってもラウタヴァーラ (1928-2016)

最高にカッコイイ、ピアノ練習曲集 1番はその響きに圧倒されますが、どうもデジタル処理された音だとカッコ良さ半減します。どうぞ、チャンスがあれば生演奏をお楽しみください。

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Cantus Arcticus 鳥の声のテープとオーケストラが対話している鳥と管弦楽のための曲。森の中を、または湖畔を散歩している作曲家の頭の中のよう?これも是非、生演奏で楽しみたいですね。

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